「進行管理として広告業界に入りたい」と思ったあなたへ
転職活動中
でも未経験でいきなりなれるの?
いっそ営業で入って、あとで異動すればいいかな?
広告業界に興味がある方の中には、「進行管理として働いてみたい」と思っている人も多いと思います。でも実は、進行管理はいきなり未経験で就くにはハードルが高く、求人も少なめ。しかも「営業で入って、あとから進行に異動」というルートも、現実はかなり難しいんです。
- 未経験から進行管理になるにはどうすればいい?
- 営業から進行管理へのキャリアチェンジは可能?
- 同じ会社で異動できないなら、どうする?
- 実際にどんなキャリアで進行管理になれたのか?
進行管理とはどんな仕事か?
進行管理は、広告制作物(ポスター・パンフレット・WEBなど)のスケジュール・品質・コスト・納期を管理する役割です。制作チームの司令塔であり、「人を動かす仕事」でもある。
- クライアントや営業との打ち合わせ・要件確認
- デザイナー・コピーライターへの指示・調整
- 印刷会社とのやりとり・納期調整
- ミスやトラブルのチェック&対応
- 全体の進捗管理とリスケ交渉
責任は大きい。でも制作物が世に出たときの達成感、チームから「いないと困る」と言われる喜びは、この仕事にしかない感覚です。
「営業で入って、あとで異動」が難しい3つの理由
「まず営業で入って、あとから進行に異動すればいいんじゃないの?」——私自身も最初はそう思っていました。でも現実には、同じ会社内で営業から進行管理に異動するのは簡単ではありません。
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1営業と進行は「別の専門職」として分業されている多くの広告会社では、営業と進行は明確に役割分担されていて、部署間の異動は稀です。「それぞれの専門職」という認識が強く、未経験者を進行に異動させるより、外部から経験者を採用する傾向があります。
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2営業は常に人手不足——手放してもらえない会社にとって、営業は売上の最前線。「戦力の営業社員を手放したくない」と考える上司も多く、進行希望を出しても通らないことがほとんどです。「あなたは営業向きだから」という言葉で、ズルズル引き止められることもあります。
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3進行の仕事は「信用第一」なので社内でも慎重進行管理は、1つのミスで全体が止まる職種。実績や信頼のない社員にいきなり任せることに、現場の進行管理側が抵抗を示すこともあります。「誰でもできる仕事」ではないと、現場はよく知っているからです。
私も営業3年目頃に、上司に「進行管理に移りたい」と話したことがあります。返ってきた答えは「君は営業向きだから」でした。否定ではなく、ただ「動かしたくない」という意図が透けて見えた。結局、同じ会社で異動のチャンスは来ませんでした。
営業から進行管理になる、最も現実的なルート
そこで現実的な選択肢が、「営業で広告業界に入り、次の転職で進行管理職を目指す」というルートです。私自身、このルートで進行管理になりました。
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1営業で「現場の言語」を学べる営業職は、クライアントとのやりとりに加えて、制作・進行とも密接に連携します。現場の流れ・専門用語・進行管理の仕事の本質を、肌感覚で学べる環境にいるんです。私も営業時代、見積もり・印刷手配・デザイナーとのやりとりを通して、進行管理の業務を少しずつ理解していきました。
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2「制作理解のある営業経験者」は転職市場で重宝される進行管理の求人は少数精鋭ですが、「制作進行を理解した営業経験者」は非常に重宝されます。企業側から見ても、「現場のリアルをわかっている人」は即戦力候補として見られやすい。「営業経験×制作理解」という組み合わせは、進行管理未経験者の中では最も強いカードです。
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3社外転職なら、職種チェンジが圧倒的にしやすい同じ会社では難しい職種変更も、転職なら可能です。私自身、転職面接で「営業時代に進行管理と連携してきた経験」を具体的にアピールしました。「即戦力ではないけど、育てたら伸びそう」と評価され、進行管理職での採用が決まりました。
【実体験】営業5年→進行管理15年のキャリアステップ
私が広告業界に入ったのは20代後半。まったくの未経験で、最初は飛び込み営業のような毎日でした。印刷や制作の知識はゼロ。「入稿」「色校」「トンボ」——専門用語が飛び交う現場に、毎日頭を抱えていました。
でも、先輩の進行管理やデザイナーと日々やり取りするうちに、「現場の流れ」「印刷の基礎」「クライアント対応の注意点」が徐々に見えてきました。そして気づきました。「進行管理の人たち、かっこいいな。自分もこういう仕事がしたい」と。
それから意識が変わりました。営業の仕事をしながら、印刷手配やスケジュール調整を自主的に引き受けるようになった。「進行管理目線で仕事を見る」習慣をつけて、3〜4年かけて少しずつ実績を積みました。
そして5年後、「進行管理職」を募集していた別の会社に転職。面接では「営業時代に進行管理を横で見てきた経験・自主的に担当してきた実績」を具体的に話しました。今では、進行管理として15年のキャリアを歩んでいます。
進行管理を目指すあなたへ|3ステップで動こう
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1営業として広告業界に入る(目安:最初の1〜2年)未経験でも採用されやすい営業職からスタートするのが現実的な第一歩。
- 未経験でも採用されやすく、業界への入口として最適
- 現場との関わりが深く、制作・進行の知識を自然と吸収できる
- 「広告業界の経験者」として次のステップが踏みやすくなる
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2現場の進行管理と積極的に関わる(目安:3〜5年)営業をしながら、進行管理の仕事を意識的に学ぶ期間。
- 印刷手配・納期調整・スケジュール管理を自主的に引き受ける
- 「進行管理目線」で仕事を見る習慣をつける
- 転職面接で話せる「具体的な進行経験」を積み上げておく
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3転職で進行管理ポジションに挑戦する営業経験と進行管理への理解を武器に、転職で職種チェンジを狙う。
- 「営業時代に進行管理と連携し、〇〇を担当した」という実績を具体的に伝える
- 広告業界特化のエージェントを使うと、進行管理職求人にアクセスしやすい
- 「即戦力ではないが、育てたら伸びそう」と思わせることがポイント
まとめ|営業→進行管理が最も現実的なキャリアパス
進行管理は信頼と経験が求められるポジション。いきなり未経験で目指すことは難しく、同じ会社内での異動もハードルが高い。でも、営業で広告業界に入り、現場感覚を身につけた後に転職で進行管理を目指すルートなら、チャンスは確実に広がります。
遠回りに感じるかもしれません。でも現場を理解した進行管理になるために、この経験は無駄になりません。私自身、営業時代の5年間があったからこそ、進行管理として20年戦えています。
- 進行管理は「経験者優遇」がほとんど——未経験でいきなりは難しい
- 同じ会社での営業→進行管理の異動は、分業・人手不足・信用重視の3つの壁がある
- 最も現実的なルートは「営業で入る→現場で進行を学ぶ→転職でキャリアチェンジ」
- 「制作理解のある営業経験者」は転職市場で特に重宝される
- 転職面接では「自分が実際に担当した進行業務の実績」を具体的に伝えることが鍵
- 目安は営業1〜2年→進行学習3〜5年→転職でキャリアチェンジ
進行管理への転職を、業界を知る人と相談する
一般の転職サービスでは、広告業界の求人は営業職に偏りがちです。「進行管理職として転職したい」という希望を持ちながら、なかなか求人に出会えない——そんな方は、広告業界に特化したエージェントを使うのが近道です。業界のリアルを知っている担当者なら、「営業経験を進行管理への転職でどう活かすか」を一緒に整理してくれます。
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