広告業界の営業と制作進行の違い|役割と本当の負担とは?

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はじめに|広告業界「営業」と「進行管理」どっちが自分に向いてる?

読者転職検討中
広告業界に転職したいけど、営業と進行管理どっちが自分に向いてるんだろう。
仕事内容や大変さ、正直なところを知りたい。

広告業界に興味があるけれど、「営業ってノルマがキツそう……」「進行管理って何をするの?」そんな不安を感じていませんか。

この記事では、広告営業を5年・制作進行管理を15年、両方を経験してきた筆者が、仕事内容・1日の流れ・求められるスキル・本当の大変さをリアルに解説します。どちらが自分に向いているかを判断するための、正直な比較です。

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この記事について:広告業界20年以上。営業5年→進行管理15年のキャリアを歩んできた筆者が、両方の立場からリアルを語ります。

営業と制作進行——それぞれの役割

📣 営業|お客様と会社をつなぐ最前線
  • クライアントとの打ち合わせ
  • 広告提案書の作成
  • 社内との連携(デザイナー・制作・媒体)
  • 見積作成・予算管理
  • スケジュール調整・納品管理
📋 制作進行|現場の交通整理とクオリティ管理
  • 制作スケジュールの作成・管理
  • 制作物の内容チェック・修正指示
  • 社内外スタッフとのやりとり
  • 印刷・納品手配
  • トラブル時の対応

営業は「受注してくる人」、制作進行は「受注した案件を形にする人」。同じ広告業界でも、見ている景色がまったく違います。


1日の流れの違い

時間帯📣 営業の動き📋 制作進行の動き
午前クライアントとの打ち合わせ・メール対応スケジュール確認・デザイナーとの共有
昼前後社内調整・企画作成・見積作成原稿チェック・修正依頼
午後プレゼン・同行訪問・提案入稿対応・印刷会社とのやりとり
夕方日報・報告・社内会議トラブル対応・スケジュール調整

営業は「外向き」の業務が多く、外出・商談・訪問が1日の中心になります。制作進行は「内向き」で、社内外との連絡・確認・調整が軸になります。どちらが自分のリズムに合うか、イメージしてみてください。


求められるスキルと性格の違い

スキル/性格📣 営業向きの人📋 制作進行向きの人
コミュ力高いほうがよい適度に必要
ストレス耐性高めが必須落ち着いて対応できる人
調整力必須超重要
細かさある程度必要非常に重要
論理的思考力あると有利必須
センスあると強みになる客観的に判断できる力が必要

よくある「負担の誤解」——実際はどちらも大変

❌ よくある誤解
「営業=ノルマがキツくて大変」
「進行管理=サポート業務で楽そう」
✅ 実際のところ
どちらも「違った意味で大変」。
負担の種類が違うだけで、どちらも本気でやると消耗します。
営業は精神的負担が重く、進行は物理的負担が大きい——両方経験した筆者の正直な感想です。

両方を経験して分かった”本当の大変さ”

📖 営業時代(5年間)のリアル

提案書作成は定時後、見積もり対応は夜になることが多かった。クライアントの都合で土日に電話が鳴ることも珍しくない。案件がなかなか決まらない時期は、自分を責めることもあった。「今月どうする」というプレッシャーは、慣れるまでかなりしんどかった。

📖 制作進行時代(15年間)のリアル

常に10案件以上を並行管理しながら、頭がフル回転の毎日。突発のトラブルで「今日も帰れない」という日も何度もあった。クオリティにこだわるデザイナーとの調整は、消耗することもある。でも、制作物が世に出たときの達成感は、営業時代とは違う種類の充実感だった。


向いているのはどっち?タイプ別で考える

📣 こんな人は
人と話すのが好きで、新しいことに挑戦したい。数字で結果が見えると燃える。外に出ている方が気分がいい。
営業向き
📋 こんな人は
コツコツ調整したり物事を整理するのが得意。細かいことに気づける。裏方でチームを支えることにやりがいを感じる。
進行管理向き

実際には、どちらの仕事も「人と関わる力」「調整力」が問われます。「両方できる」人は現場で最も重宝されます。営業経験があると、進行管理に転向した後も交渉力や調整力で一目置かれることがよくあります。


キャリアの築き方と将来性の違い

項目📣 営業📋 制作進行
キャリアパスマネージャー・企画職・独立制作ディレクター・プロデューサー
スキル汎用性営業職全般に応用可制作・ディレクション職で強み
転職市場での評価数値実績が強みになる実績・トラブル対応力が評価される

営業→進行管理への転向は比較的しやすいですが、逆(進行→営業)はやや難しい傾向があります。どちらのキャリアを先に積むかは、後々の選択肢の幅に影響します。


まとめ|自分に合った働き方を見つけよう

営業と進行管理は、見えている景色も、使う神経も、やりがいの種類も違います。でも共通して言えることがひとつあります。

「広告は人が作るもの。だから人との関係が何より大事」——どちらの職種も、突き詰めると「人と動かす力」が問われる仕事です。

✅ この記事のまとめ
  • 営業は「受注してくる人」、進行管理は「案件を形にする人」——見ている景色がまったく違う
  • 営業は精神的負担が重く、進行は物理的負担が大きい——どちらも大変は大変
  • 営業向き:話すのが好き・数字で燃える・外に出たい。進行向き:コツコツ・細かい・支えることが好き
  • 「両方できる人」が現場では最も重宝される
  • キャリアパスは「営業→進行」の転向がしやすい。逆は難しい

「自分に合う職種」が分かったら、次は環境を選ぶ

営業か進行管理か、方向が決まったら次はその職種で活躍できる会社を選ぶことが重要です。広告業界に特化したエージェントなら、「進行管理専任のポジション」「営業と分業が整っている会社」など、働き方の条件まで踏まえた求人を紹介してもらえます。汎用エージェントでは広告業界内の職種の違いを理解してもらえないことが多いのが実態です。

営業・進行管理どちらの職種も
精通した担当者に相談できる
広告業界特化なので、進行管理専任・営業と分業が整った会社など条件に合った求人を紹介してもらえます。大手代理店・メーカー広告部署など非公開求人あり。登録無料。
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この記事を書いた人

はじめまして、やまとです。
広告業界で20年、営業から制作進行管理まで幅広く経験してきました。現在は、広告制作の現場で「効率」と「信頼」を何より大切にする進行管理として働いています。

進行管理のプロフェッショナルとして、現場全体をスムーズに回す調整力と段取り力には自信があります。「納期が間に合わない」「無茶な要求された」「もっと早く終わらせたい」──そんな悩みを抱える人に向けて、現場のリアルなノウハウを発信中です。

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