はじめに|広告業界20年の僕が、なぜFP資格を取ったのか
広告業界・転職検討中転職のために何か資格を取りたいけど、何が使えるか全然わからない。
広告業界に20年いて、ずっと「このままでいいのか」と考え続けてきた。転職するにしても、スキルアップするにしても、何か形に残るものが欲しかった。そこで目をつけたのがFP(ファイナンシャルプランナー)資格です。
「保険や金融の人が取る資格では?」と思うかもしれません。でも実際に取ってみると、広告業界・進行管理の仕事に直接使える場面が思ったより多かった。そして転職活動でも、予想外に話のネタになりました。
広告業界にいる人間がFPを取るメリット
資格を取ろうと思ったきっかけは転職の準備でした。「何か資格があれば面接で話せる」という、正直かなり軽い動機です。でも実際に勉強してみると、日常の仕事との接点が思いのほか多くて驚きました。
見積もりを作るとき、消費税・源泉税の計算をいつも「なんとなく」やっていた。FPの勉強をしてから、税の仕組みの全体像が見えて、確認作業に自信が持てるようになりました。
クライアントとの費用交渉でも、「経費として落とせる範囲」「税込・税抜の処理」をスムーズに話せるようになった。資格が直接効いたというより、「お金の話を避けない人」になれたという感覚です。
- 見積もり・予算管理の精度が上がる——税務・社会保険の知識が原価計算や請求書確認に活きる
- クライアントとの金額交渉に自信が出る——お金の仕組みを理解していると話の説得力が変わる
- 転職面接で「自分で勉強した人」として話せる——資格の中身より「社会人になって取った」事実が評価される
- 異業種転職の選択肢が広がる——IT・コンサル・金融系への転職で「FP2級あり」は地味に効く
仕事をしながら独学で合格した現実的な進め方
最初に正直に言っておくと、勉強が得意なタイプではありません。机に向かうことすら慣れていなくて、気づけばスマホを触って1時間——という状態から始まりました。でも、やり方次第でFP3級・2級は独学でいけます。
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1FP3級はいきなり過去問を解くテキストを最初から読もうとすると挫折します。FP3級は消去法が使えたり、常識で解ける問題が多い。勉強ゼロでまず1回解いてみるのが正解です。
私は何も勉強しない状態で解いて、いきなり合格点近くまでいきました。大事なのは点数より- どこを間違えたか
- どの分野が自分に刺さらないか
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2過去問3年分を本番と同じ条件で繰り返す本番と同じ時間配分で、3年分の過去問を解く→復習する。これの繰り返しだけで3級は合格できます。
復習で見るのは3点だけ:- 間違えた問題
- 「正解したけど自信がなかった問題」
- 選択肢の引っかけパターン
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3動画は「詰まったところだけ」使う——栗本大介のFP予備校「栗本大介のFP予備校」という無料動画があります。3級は21時間分、2級は36時間分。全部見ようとすると時間が足りなくなるので、過去問で詰まった分野だけ動画で補うという使い方が現実的です。
選んだ理由は単純で、無料で全分野がカバーされていて、文章より頭に入るから。他の有料講座と比べたわけではありませんが、これで2級まで通りました。
(参考:栗本大介FP予備校 公式サイト) -
4FP2級はテキストを1冊足す2級は3級と別物です。合格率は3級が約80%前後、2級は約50%前後。過去問だけでは厳しくなります。
テキストを1冊通読してから過去問5年分——この順番が重要です。テキストは何でもいいですが、私が使ったのはみんなが欲しかった!FPの教科書 2級 AFPです。
あとは3級と同じ方法で繰り返す。学習スタイルは流用できます。
現実的な勉強時間とスケジュール感
仕事が忙しい時期はまったく勉強できない週もありました。それでも「試験日から逆算して、週何時間確保するか」だけ決めておけば、穴が開いた週があっても取り戻せます。完璧にやろうとしないことが、続けるコツでした。
転職活動でFP2級がどう使えたか
FP2級を取得した後の転職面接で、こんな話をしました。「広告業界で進行管理をしながら、お金の知識をつけたくて独学でFP2級を取りました」——この一言を言った後の面接官の反応が、明らかに変わりました。
「なぜFPを?」と聞かれたので、「見積もりや予算管理の場面で税務の知識が薄いと感じていた。業務に直接使えると思って」と答えました。資格の中身より、「自分でキャリアを考えて動いている人」という印象を持ってもらえたのだと思います。
特に異業種(IT・コンサル系)への転職では、「広告業界出身+FP2級」という組み合わせが珍しかったようで、話が広がりやすかった。
まとめ|資格は「取った事実」が武器になる
FP資格は、持っているだけで転職できるものではありません。でも「社会人になってから自分で取った」という事実は、面接で思った以上に話せます。そして勉強の過程で得たお金の知識は、広告業界の日常業務にも地味に効いてくる。
自信がなくても、まずは「過去問1回」から始めてみてください。最初の1回を解くだけで、自分に何が足りないかがわかります。それがスタートです。
- FPは広告業界でも「見積もり・交渉・転職」で直接役立つ場面がある
- FP3級はいきなり過去問→詰まったところだけ動画で補う方法が現実的
- FP2級はテキスト1冊+過去問5年分。週3〜4時間で2〜3ヶ月
- 動画は「栗本大介のFP予備校」(無料)を過去問で詰まった分野だけ使う
- 「社会人になって自分で取った資格」は転職面接で話のネタになる
- 完璧にやろうとしないこと。試験日から逆算して週の確保時間だけ決める
資格と一緒に「転職の選択肢」も広げておく
FPの勉強を始めると、お金とキャリアへの意識が変わります。「今の会社でいいのか」「もっと自分のスキルを活かせる場所があるのでは」——そう考え始めたタイミングで、転職情報を並行して集めておくと視野が広がります。
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